2016年3月24日木曜日

3月15日 「50通りのおめでとう」

 

58回 修了式が行われました。
園長の祝辞を紹介します。




50通りのおめでとう!



ほしぐみとつきぐみのみなさん、ご卒園、おめでとうございます。いよいよ、修了証書授与式を迎えました。
みなさんが、この幼稚園でこれまでのように遊ぶことはもうありません。小学校という新しい場所で、新しい先生、そして新しいお友達と出会い、いろいろなお勉強をしていくことになります。
 この世界には、みなさんが知らないことがたくさんあります。心がワクワクすること、不思議なことやドキドキすることなどが、みなさんを待っています。小学校へ行くのが楽しみですね。
今日、修了証書をみなさんにお渡ししました。修了証書というのは、みなさんが、この幼稚園で夢中になって遊び、たくさんのことに気づき、学んだので、こんなに成長しました、小学校に行けますという証明書です。いつまでも大切にして、大きくなってからも、修了証書をみて、幼稚園のこと、先生のこと、友だちのこと、思い出してください。
 
 園長先生は、一人一人お名前を呼びながら、修了証書をお渡しして、
「おめでとう」と言いました。
50人のみなさんに全部、違う「おめでとう」を言ったのですが、わかりましたか。
みなさんは、一人一人、特別な人だから、先生たちにとって、とても大切で、
宝物のような人だから、みんな同じ「おめでとう」じゃなくて、
一人一人違う特別な「おめでとう」を心を込めて言いたいと思いました。
 
 この竜に乗ったみなさんをみてください。同じものは一つもないでしょう。みなさんは、世界に一人だけの大切な人。その大切な人たちが集まって仲間と協力しながら、竜に乗りました。
みなさんは、大きくなったら、何になりたいですか。
水泳の選手、お医者さん、ケーキやさん、・・・、いろいろは夢がありますね。
自分の夢に向かって、大きな世界に進んでいってください。
先生たちは、みなさんをいつまでも応援しています。





 保護者の皆様、本日はお子様のご卒園、誠におめでとうございます。
お子様が元気にこの日を迎えられて、胸に込み上げるものがあるのではないでしょうか。
ここにある自画像と竜の作品は、子どもの一人一人の自己実現と、
仲間とともに問題解決をしていく協同性という二つの価値を象徴しています。
これらは、今後、子どもたちがどのような学習をするにせよ、
それを支えていく重要な力といえます。
 
 私たちは、子どもを何も知らない存在として見て、
教え込むようなことは決してしませんでした。
一人一人がもつ力を理解し、一人の人間として尊重し、
子ども自身が主体的に学び、その能力を最大限、発揮できるように
専門的な指導や援助を行ってまいりました。
 動植物の飼育・栽培や観察、米作り、調理を通した食育、その他、様々な活動を通して、私たちが目指したのは、子どもたち自身が楽しむことや、自分自身の目標や期待をもつことです。これらの経験をもつ子どもは、自ら考え、意欲的に試行錯誤し、粘り強く探求していきます。そして、その結果として、言葉や数の認識、科学的思考の芽生え、様々な技術の学びが可能になるのです。学びの結果のみを見て性急に求めるのではなく、学びに向かう力をじっくり丁寧に育てることが大切です。

 保護者のみなさまには、一人一人違う、お子様の持ち味を大切にして、お子様にとって最高の理解者、最高の援助者になっていただきたいと思っています。
最後になりましたが、保護者の皆様には、私たち教職員は、たくさんの「ありがとう」を申し上げたいです。
 まず、お子様を温かくお世話をしてくださったこと、そして、毎朝、晴れの日も雨の日も、風が吹く日も雪の降る日も、お子様と手をつなぎ、あるいは傍らに寄り添い、
通園してくださったこと。
また、毎朝、園門へと続き道の落ち葉を掃いて下さったり、植木に水をやってくださったり、環境整備をしていただきました。秋には、掃いても掃いてもきりがないほどのたくさんの落ち葉を集めてくださり、ありがとうございました。
その他、数えきれぬ程のご尽力によって、本園の運営を支えていただきました。
本園の教育は、正に、保護者の皆様とともに創って来たといえるでしょう。
本当にありがとうございました。
教職員一同、お子様のご卒園を心からお喜び申し上げるとともに、お子様の限りなく広がる明るい未来を願いまして、祝辞とさせていただきます。
本日は、誠におめでとうございます。


平成28年3月15日

岩立京子

2016年3月16日水曜日

3月2日 「おわかれかい」

全園でお別れ会をしました。

年長さんの入場。




3歳児学年のこどもたちからは、歌とお花のプレゼント
「こんなこいるかな」のうたを元気に歌いました。



4歳児学年からは4つのプレゼント
入り口のお花のアーチ、年長さんの胸にしているコサージュ、言葉、うた
どれも、年長さんには内緒にしながら大事に準備してきました。
うたは「ありがとうの花」


先生たちからのプレゼントは「ももたろう」の劇



子どもたちも大喜びで見ていました。



最後は年長さんからお礼のうた
「さよならぼくたちのようちえん」

 お別れするのはさみしいけれど、楽しいお別れ会の一日になりました。