2021年6月22日火曜日

梅雨ですね 5歳児学年

雨の日が多い季節ですね。

5歳児学年では、この時期らしさを感じてほしいと思い、さまざまな製作活動を行いました。

 

一つは、園門の前にも咲いているアジサイづくり。

青、赤、白の絵の具を筆で少しずつ混ぜ、自分好みのアジサイ色をつくりました。

混ぜる量によって、明るさや濃さが違ったいろいろな紫色ができました。

 

その上に花びらを貼り、できあがり。


本物のアジサイを見ながら、「花びらは4枚だね」「でもここは5枚だよ」

「えーほんとだ!アジサイって『てきとう』なのかな」と、花びらの数に注目したり、面白がったりしていました。


 

みんなのつくったアジサイがきれいに咲くよう、雨も降らせました。

グループでの雨雲づくりでは、画用紙を好きな大きさにちぎって、のりで貼ります。

仲間と一緒に隙間なく貼っていきました。


今にも雨が降り出しそうな、どんより雨雲ができました。

 

その後、雨粒を作ったり、折り紙でカタツムリを折ったりする子もおり、

「カタツムリは雨が降ってきて『やっほー』って思ってるよ」という会話も聞かれました。


雨の季節も楽しいですね!

 

 

2021年6月18日金曜日

「ハサミを使って…」 3歳児学年

 

先生が見ている中で、ハサミも使えるようにし始めました。

これまでは、クレパスを使って、塗り絵やお絵描きをしたり、

それをペープサートにしたりして遊ぶことを楽しんできました。

 

まずはチョキンチョキンと一回切りすることを

繰り返し経験できるようにしています。

半円の下部分をチョキチョキ切ると、

ダンゴムシのたくさんの足のようになります。


仕上げに目玉シールを貼り、棒に付けたら完成です。

自分で作ったダンゴムシを持ってお散歩に行く子もいます。


細い色紙を切って、ジュースづくりも楽しんでいます。

「ぶどうジュースにしよ!」「これはいちごジュース。」

と色から味を決める子もいます。



紙コップにジュースが満杯入ると、

「かんぱ~い!」とにっこり嬉しそう。



ハサミの持ち方や使い方、紙の持ち方などを確認しながら、

安全に楽しく、ハサミを使って作ることを楽しめるようにしています。

2021年6月8日火曜日

池のおはなしづくり 4歳児学年

 

最近、子どもたちはカエルになって先生ザリガニから逃げる鬼ごっこをしたり

カエルのお面をつけてカエルごっこを楽しんだりしています。

 

少し前には幼稚園で飼っていたオタマジャクシに手足が生え、

カエルになったところでお庭に逃がしてあげました。

今は、年長さんが釣ってきたザリガニを分けてもらって、大事に育てています。

 

そんなふうに池に住んでいる生き物に親しんでいるので、

池を背景に絵を描きながら、オリジナルのおはなしをつくってみました。

 

その中からいくつかご紹介します。


「おたまじゃくしがいました。カエルのお母さんが帰ってきました。

そのときザリガニが来ました。でも平気です。

ザリガニが入れない壁があるからです。それでザリガニは帰っていきました。

次の日うさぎが来て雨が降りました。

雨がやんだら虹とカラフルな光がおっこってきました。

それでお母さんが卵を産みました。おしまい。」



「オタマジャクシがいるところに、ザリガニが来ました。

でもヒーローたちが来て、卵の中にオタマジャクシを隠してくれたので、

ザリガニはオタマジャクシに気付きませんでした。

ピンクと緑と黄色のヒーローは、光線でザリガニを倒してくれました。

青のヒーローは世界を守る卵を出しましたが、

卵から何が生まれるかはまだ分かりません。」

 

 

「池に雨がポツポツ降ってきました。そうしたら、おたまじゃくしが来ました。

それで、お母さんカエルが来ました。太陽が出てきました。

すると虹が縦に出ました。ザリガニが来ました。

そうしたら石がコロコロころがって池にバーンって落ちました。

おたまじゃくしは隠れました。

次にりんごがコロコロころがってザリガニの口に入りました。

それで「おいしー!」ってなりました。」


「パパが〇〇ちゃんのみかんアイスを買いにファミリーマートに行った帰りです。

アイスは溶けないようにリュックの中に入っています。

パパのアイスコーヒーも入っています。

池は冷たいのでアイスは溶けません。

パパは『〇〇ちゃん、喜ぶかな?』と思っています。」

 

 

かわいらしい発想や大人には思いつかないような展開のおはなしがいっぱいありました。

どのおはなしも、とっても素敵♪

「あのね・・・」と話す言葉も、だいぶしっかりしてきました。

これからも、イメージをふくらませながら遊ぶ中で、

発想力や想像力が育っていくことでしょう。

将来は、絵本大賞も夢じゃない!?