2021年6月8日火曜日

池のおはなしづくり 4歳児学年

 

最近、子どもたちはカエルになって先生ザリガニから逃げる鬼ごっこをしたり

カエルのお面をつけてカエルごっこを楽しんだりしています。

 

少し前には幼稚園で飼っていたオタマジャクシに手足が生え、

カエルになったところでお庭に逃がしてあげました。

今は、年長さんが釣ってきたザリガニを分けてもらって、大事に育てています。

 

そんなふうに池に住んでいる生き物に親しんでいるので、

池を背景に絵を描きながら、オリジナルのおはなしをつくってみました。

 

その中からいくつかご紹介します。


「おたまじゃくしがいました。カエルのお母さんが帰ってきました。

そのときザリガニが来ました。でも平気です。

ザリガニが入れない壁があるからです。それでザリガニは帰っていきました。

次の日うさぎが来て雨が降りました。

雨がやんだら虹とカラフルな光がおっこってきました。

それでお母さんが卵を産みました。おしまい。」



「オタマジャクシがいるところに、ザリガニが来ました。

でもヒーローたちが来て、卵の中にオタマジャクシを隠してくれたので、

ザリガニはオタマジャクシに気付きませんでした。

ピンクと緑と黄色のヒーローは、光線でザリガニを倒してくれました。

青のヒーローは世界を守る卵を出しましたが、

卵から何が生まれるかはまだ分かりません。」

 

 

「池に雨がポツポツ降ってきました。そうしたら、おたまじゃくしが来ました。

それで、お母さんカエルが来ました。太陽が出てきました。

すると虹が縦に出ました。ザリガニが来ました。

そうしたら石がコロコロころがって池にバーンって落ちました。

おたまじゃくしは隠れました。

次にりんごがコロコロころがってザリガニの口に入りました。

それで「おいしー!」ってなりました。」


「パパが〇〇ちゃんのみかんアイスを買いにファミリーマートに行った帰りです。

アイスは溶けないようにリュックの中に入っています。

パパのアイスコーヒーも入っています。

池は冷たいのでアイスは溶けません。

パパは『〇〇ちゃん、喜ぶかな?』と思っています。」

 

 

かわいらしい発想や大人には思いつかないような展開のおはなしがいっぱいありました。

どのおはなしも、とっても素敵♪

「あのね・・・」と話す言葉も、だいぶしっかりしてきました。

これからも、イメージをふくらませながら遊ぶ中で、

発想力や想像力が育っていくことでしょう。

将来は、絵本大賞も夢じゃない!?