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幼稚園の北側の庭には、たくさんの昆虫がいて、
2学期も虫捕りを楽しんでいる子どもたち。
ある日、虫かごにいるトンボが少し弱っているように見えました。
先生が、「弱っているね。逃がしてあげたいな。」とつぶやくと、
少し考えてから「今から逃がそうと思ってた。」と言って、虫かごから出していました。
1学期だったら、せっかく捕まえた虫を逃がすのは嫌がっただろうな…。
今年の夏休みは、昆虫に触れ合いながら過ごしたご家庭も多かったようです。
捕まえた虫をじっくり観察したり、「何を食べるのかな」と図鑑で調べてみたり、名前を付けて可愛がってみたりと、虫と接する中で、たっぷりと頭や体、心を動かしていたのですね。
また、セミの羽化を見る中で、徐々に羽根が広がり色が変わっていく様子に親子で感動するなど、命と出会う体験をされた方もいました。
そうか!このような体験があったからこそ、捕まえた虫への接し方が優しくなったのかもしれませんね。
今年は特別な夏休みだったと思いますが、家庭で工夫しながら過ごしていたことにとても感動しました。
保護者との虫捕りや会話、世話した体験をたくさん
積み重ねた子どもたち。
幼稚園でも虫について、命についてたくさん話をしてみたいなと楽しみになりました。