2021年2月24日水曜日

「おおきくなるってどういうことかな」5歳児学年 2月下旬

5歳児学年が養護教諭から心身の成長について話を聞きました。

 

赤ちゃんの泣いている動画を見たり、身長の変化を表す掲示を見たりして

体が大きくなったこと教えてもらいました。



成長するに従い少しずつできることが増えていくことについて

写真を見ながら話を聞きました。

幼稚園に入園してからも手先が器用に使えるようになったり、

早く走れるようになったり、友だちと一緒に考えて活動できたりと

たくさんできることが増えましたね。


「今日までみんなが大きくなったのはどうしてかな」と言うと、

子どもたちから「ミルク飲んだから」「ご飯食べたから」「寝たから」

と元気よく話す子もいました。

大きくなるためにお家の人がご飯を作ってくれていること、

一緒に遊んでくれていること、一緒に寝てくれていることなど

大切に育ててくれたことを振り返りました。


もっと大きくなるために大切な3つのこと

(いろいろな食べ物を食べること、体を動かすること、寝ること)を教えてもらいました。


翌日、赤ちゃん人形を抱っこしてみました。

この人形は約3㎏の重さで、首が座らない赤ちゃんのように体が柔らかく大人でも抱くことが難しいので子どもたちもゆっくり大事に抱っこしています。

「思ったより重たい。」「重たくないけど、ずっとは抱っこできない。」

「重たい、怖いから次の人に渡す。」「たぶん妹もこれくらいだった。」

など、呟いていました。

 

お家の人が大切に育ててくれたことや大きくなったことを

じっくりと感じていた子どもたちでした。

 

春を見つけたよ!

 

温かい日が多くなり、園内のここかしこに春の訪れを感じることが多くなりました。

そこで、大学内の春も探しにでかけました。

                                 

しだれ梅。

遠くから見ても、「わぁ。あそこの木ピンク色~」


「いいにおーい」





「テントウムシもいたよ!!」


農場でもたくさん春をみつけました。

満開の白梅の下で遊んだり




池にはカエルの卵が!




「ぷにぷに~。ゼリーみたい」


「また来ようね」

「こんどは卵どうなっているかな?」

 

日差しが温かく、ぽかぽかの陽気の中、花や生き物を見つけて

春を感じられる楽しい散歩になりました。

 

 

2021年2月10日水曜日

春の足音 2月中旬

 ※写真はクリックすると拡大されます。

節分が過ぎ、春の兆しが園庭のあちこちに見られます。

 

河津桜が咲き始めました。

たくさんのつぼみが膨らんでいて、

暖かい日は、登園から降園までの間に、

景色が変わるほど一気に咲きます。

 

菜の花も咲き始めています。

プランターのチューリップもクロッカスも

顔を出し始めています。



遊戯室には、保護者の方と一緒にひな人形を飾りました。

暖かかったり、寒かったりを繰り返す今日この頃、

まさに、『三寒四温』で、春が近づいてくるのですね。

 

子どもたちは、年度末らしく、

頼もしい年少さん・頼もしい年中さん・頼もしい年長さん

パワフルに過ごしています。


「好き嫌いしないで食べるとね・・・」

4歳児学年で養護教諭が食事についての保健指導を行ないました。


登場したのは「イエローマン」「レッドマン」「グリーンマン」


食べ物の3つの種類の3人が登場することで分かりやすく

興味をもって聞いていました。


偏った食事ばかり食べて元気がない子どもとその子の食事の

スライドでは

口々に「グリーンマンが足りないよ!」などと声をあげる姿が見られました。


「食べ物には役割があること」

「3つのグループの食品をバランス良く食べることで元気で過ごせること」を

子どもたちなりに理解している様子でした。

 

最後に、「お家の人が作ってくれたご飯やお弁当。嫌いなものを残してしまうと〇〇マン(栄養素)が足りなくなっちゃうんだね。元気な体でたくさん遊べるように残さず食べれるといいね」

という養護教諭の言葉を聞きました。

 

弁当の後

保育室に食品グループの表を貼っておくと、

「グリーンマン、イエローマン、レッドマンみんないたな」

「ウィンナーはレッドマン、卵焼きもレッドマン・・・レッドマンとレッドマンだ!!」

などどつぶやく姿も。

今回の保健指導が

食べ物に興味をもったり

家庭での食事や弁当を食べることに対する意欲が増したりすることにつながることを期待しています。

イエローマン、レッドマン、グリーンマン

皆さんのご家庭でも活用してみて下さい。

2021年2月9日火曜日

「大きい組って楽しそう♪」 3歳児学年

※写真はクリックすると拡大されます。

 

年中さんからお花屋さんのチラシをもらいました。

「お花屋さんがあるみたい」

「え!?行きたい!行きたい!」

と、年中さんのおへやに行ってみると

すてきなお花がいっぱい!

「いらっしゃいませ」

「どの花がいいですか?」

「お金はこちらに置いてください」

 

ごめんなさい、年少組はお金を持っていないんですと言うと

「大丈夫です!お金ならありますよ!」

と、1人ずつにお金を渡してくれました。

そのお金でお花を買うと、なんと持ち帰れるとのこと。

いつもはお店屋さんごっこをしていても、食べたら返して遊んでいたので、本当にもらえることにびっくり!

サービス満点のお花屋さんでした。


また、年中組が大学へお出かけして留守だった日に、お部屋を見せてもらったり、

中庭で遊ばせてもらったりしました。

 

「ウサギさん、かわいいね」

「あ、ごはん食べてる!」 


「見てみて!高いよ~」


ジャングルジムの横には2階建てのおうち(冒険小屋)があります。

「ここは、お姫様が座るの。」

と言って、長いベンチにみんなで座って嬉しそうでした。


「すごい!街がある!」

「車に誰か乗ってるよ!」

4月になったらみんなも大きい組になるんだよ、と話すと、

まだ実感はないようでしたが、きっと年中組への憧れは感じたことでしょう。

園庭の河津桜や菜の花が咲き始め、進級に向けて少しずつ歩き出した年少組です。


2021年2月3日水曜日

「節分の豆まきをしました。」

※写真はクリックすると拡大されます。

 

2月2日の節分の日に、各学年で豆まきをしました。

 

3歳児学年は、節分の前から、段ボールで作った鬼に色玉を投げて、

箱落としを楽しんでいました。


豆まきに使う升は、パックに紙を巻いて、トラ柄にし、

鬼の顔を描いたものを貼って作りました。

ちいさくてかわいい鬼たちができあがりました。


作った升に豆を入れて、園庭で待っている鬼に

「おには~そと!!!」とたくさん投げました。

「ふくは~うち!!!」は、幼稚園に幸せがやってくるように、

お部屋に向かって投げました。

遊びでもたくさん使っていた鬼だったので、

怖がらずに豆まきを楽しみました。


4歳児学年は節分の前に絵の具とクレパスを使って鬼の顔を描きました。


「かたづけない鬼」「くいしんぼう鬼」「怒りんぼう鬼」などなどいろんな鬼ができました。



園庭に豆を蒔いていると・・・

鬼が登場。

一瞬ひるむ子どもたちでしたが、

担任の先生と分かって、安心して

「鬼は外!!」と元気に豆まきをすることができました。


5歳児学年は、朝一番に全学年分の鰯の飾りを作りました。

鬼が苦手な臭いと聞いて、クンクンかいでみると、

「くさいっ!」

くさいと分かっていながらも、他の子もかいでみていました。


鰯の頭を柊に付けて、あひる組やうさぎ組、ゆり組、もも組に届けました。

 

「鰯のくさい臭いと、柊のチクチクがあるから、これで鬼が来ないね!」

「年長さんありがとう!!」


豆まきは、大きな鬼に向かって投げました。

園庭だけでなく、幼稚園のいろいろなところでまきました。

これで幼稚園に悪い鬼がやってこないですね。

 

少しずつ園庭の木々が芽吹いてきています。

福の神が春を連れてきたのかもしれませんね。