2020年11月25日水曜日

「学内散歩に行きました! 11月下旬」 3歳児学年

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寒くなってきて、園内の葉っぱも色付いてきたり、たくさん落ちてきたりしています。

大学の中にも秋を探しに散歩に出かけました。

2人組で手をつないで、出発です!



落ち葉の道を踏んで、カサカサという音を楽しみながら歩きました。

 

ずっと下を向いて歩いていると、きれいな銀杏並木が見えました。

今度は上を見上げて「うわあ~」という声が聞こえました。

(上に夢中になっていると、だんだん列が乱れてきていました…笑)



多目的広場では、「よ~いどん!」と一斉にかけっこをしました。



山に登って「やっほー!」と叫んだり、細い道を慎重に歩いたりして遊びました。

まるで冒険みたいでワクワクしていました。


大学の中をぐる~っと歩いて、最後はウッドデッキに到着しました。


「葉っぱのおふろだ~!」とベンチの中にザブ~ン!と入ったり、

たくさんの落ち葉で遊んだりして、思う存分楽しみました。

 

季節の変化を感じられるお散歩になりました。冬がすぐそこに来ています。

 

2020年11月12日木曜日

「友達と一緒に遊ぶって楽しい」 4歳児学年

 

2学期も半ばを過ぎました。

 

カラーポリ袋で友達とおそろいの衣装を作り、

アニメのキャラクターになりきって動いたり




 

アイドルショーではお客さんが来てくれるのが嬉しかったり、

大きい組のダンスを見せてもらって、素敵なダンスに憧れたり・・・

今まで以上に友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じる様子が見られます。



 

園庭では、寿司屋さんごっこでは、注文した品を電車が運んでくることを再現したり





 

警察ごっこではパトカーに乗ってパトロールし、泥棒を見つけたら縄を使って捕まえたり

「こんなふうにしたらおもしそう」というアイディアがあちこちに見られます。


 

芝山では起伏をつかって思い切り鬼遊びをしています。

先生がずっと仲間に入っていなくても、自分たちで続けることができるようになってきました。



友達と一緒に遊ぶ中で、「こんなふうにしたい」「こんなものがほしい」など自分の思いを言葉や行動で表わすと、一緒に遊んでいる友達にもそれが伝わって、

「私もやりたい」「こんなふうにしたら楽しそう」と楽しい雰囲気が広がっていきます。

 

時には、思いが合わずにケンカになったり、

思うとおりにならなくて、悲しかったり悔しかったり時もありますが、

様々な感情を味わいながら、

「友達っていいな」という思いを重ねていってほしいと思います。



2020年11月9日月曜日

脱穀・籾殻むきをしました(10月下旬~11月) 5歳児学年

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稲刈りから約2週間がたちました。

今回は、脱穀(だっこく)、籾殻(もみがら)むき等を行った時の様子を紹介します。

 

①脱穀

 幼稚園には足踏脱穀機があります。

 調べたところによると大正時代に普及した農具だそうです。

踏み板を踏み、筒を回転させて、穂先から穀粒をとるのですが、

その回転の速さや「グオングオン」という音に、緊張する子どもたち。

 いざ、脱穀!

脱穀する子どもは、どの子も「・・・」と無言です。

手に持っていた稲の束がすごい勢いで回転する筒に持っていかれそうな感触を味わっていたからです。先生と一緒にしっかりと持ち、左右や前後に動かしながら脱穀をしました。

 

一方、待っている子どもたちは、「キャー!」と大喜び。

穀粒がカバーシートに当たって、「パラパラパラパラ…」と、まるで夕立のような音がするからです。透明シートを使ったので、飛んでいる様子も面白かったようです。

 

②唐箕

次は唐箕(とうみ)を使いました。

唐箕とは、風の力を使って、穀粒と藁くずを分ける農具のことです。

幼稚園には、手動のものがあります。

ハンドルをぐるぐると回し、いざ、唐箕!

藁くずや選別された穀粒を目にすることができるので、じっとその様子を見ていました。また、ハンドルを回すのも楽しかったようで、何回も行う子もいました。

 

 さて、ここでクイズです。今回、収穫した穀粒はどのくらいの量だったと思いますか?

 1.約1㎏  2.約2㎏  3.約3㎏

 正解は…

3の約3㎏でした。粒も大きく、豊作で嬉しいです。

③籾殻むき

さて、脱穀を終え、次は籾殻むきです。

最初は手で籾をむきました。「難しいな…」と言いながら、指を使って真剣に取り組んでいました。その後は、すり鉢とボールを使いました。「ゴリゴリ」という音が心地よく、「お米が出てきた!」と喜んでいました。


手でむくよりも道具を使った方が速く籾殻むきができます。また、目で見てできたことが確かめられるので分かりやすかったようです。残った小さな1粒を見つけて、瓶に入れている子もいました。しかし、玄米にできたのは、ほんの少し。餅つきができるまで、籾殻むきはまだまだ続きます。

 

①②③と振り返ってきましたが、どれも手や足を使って行っています。現代の機器と比べると、仕組みや過程を目で見て、自分の体を通して感じることができていたようです。 

これらは稲作活動の中での体験ですが、自然や食に限らず、遊び道具を作ったり、友達と協力したりする大切さを子どもたちに感じてほしいなと思っています。そのためにも、先生もしっかりと子どもたちの言葉ややりたいことをとらえて、保育をしていきたいと思っています。

 

2020年11月6日金曜日

「チューリップの球根を植えました」 3歳児学年

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10月の終わりにチューリップの球根を植えました。

「何これ?」

「なんか玉ねぎみたい」

と、球根をまじまじ見たり、触ったりしながら興味津々です。

 

赤、白、黄色、ピンク、紫…

どれにしようかな?と自分で色を選んで土に埋めました。


「いつ咲くの?」

「早く咲くといいね♪」

と開花を楽しみにしています。

「みんなが1つ大きい組になる頃に咲くんだよね。今度入ってくる小さい子たちがお花がいっぱいだと喜ぶね。」

と話をしましたが…

 

さっそく翌日

「もう咲いたかな!」

と、プランターを見に行く子もいました(笑)

 

花が咲くまで時間がかかるので、看板をつけました。 


「大きくなぁれ~!」

と、水やりをしています。

春まで大事に育てようね。