年長は学級ごとに、「うらしまたろう」と「つきぐみぺんぎんたんけんたい」(『ペンギンたんけんたい』の本をもとにした創作話)の劇をしました。
学級の仲間と、どんな表現がしたいか、 何の役をやりたいかを決めました。
同じ役の仲間(グループ)と必要なものやどうやって作るかを相談しました。
例えば、カメ役の仲間はダンボールや台車を組み合わて、
うらしまたろうが乗れるカメを作りました。
「こっちをおさえていて」「いいね。いいかんじ」と声をかけ合いながら
段ボールを切ったり、貼ったり。友達と協力しています。
できあがると試運転。「たのしい!」
シロクマの親子役の2人は自分がシロクマになるのではなくて、
足の動くシロクマを作って表現したいと考えました。
「どうやったら足が動かせるかな?」「割りピンが良いんじゃない?」
段ボールを留められる割りピンはないので、ワイヤーを使って作りました。
やることやセリフも考えました。
フラフープやハンドベルを使って表現したり…
役になりきって表現したり…
友達と相談したり、力を合わせたりして
劇が出来上がっていく喜びを感じることができました。
背景となる壁面は友達と絵の具の色をつくって
ローラーで波を作りました。
両学級に共通する海のイメージが表現できました。
プログラムの表紙にもこの波を使いました。
そして子ども会当日は、たくさんのお家の方に劇や歌、
合奏を見ていただいてとても嬉しい一日になりました。
自分たちが、考えたり練習したりしてきたことが、
大きな拍手や温かい笑い声で認めてもらえた嬉しさや、
自分たちでやったぞという達成感を感じることができました。
お家の方が用意してくれた出し物は、
子どもたちが今まで踊ったり、歌ったりしてきた曲メドレー。
演奏や踊りを見て最初はびっくりしていた子どもたちも最後はノリノリでしたね。
お家の方もどうもありがとうございました。