2017年10月24日火曜日

3歳児 運動会が終わって

運動会に参加した3歳児の子どもたちは、
自分たちの種目も楽しみましたが、
いろんな刺激を受けました。

「大きい組がやっていた玉入れがやりたい」
という声が多かったので、
玉入れの玉とかごを用意して園庭に出しておきました。
すると、


玉はぜんぜん入りません。
かごを一番低くしても、はいりません。

そのうちに、



園庭にある日よけのネットに向かって球を投げ始める子どもが・・・。
確かにこっちの方が低くて、的も大きいので、
入りやすいですね。

5歳児は、
「自分が投げた球が入るか入らないか」
ということに挑戦的な意欲を感じ楽しみを覚えますし、
「たとえ自分の玉は入らなくても、チームとして勝てれば嬉しい」
と思う心の育ちもあります。

でも3歳児は、
「自分の玉が、入らなければ楽しくない」し
「チームでの勝ち負けよりも、自分の玉が入ったかはいらないかが大事」
なのですね。

その後、
いつの間にか、
ネットの上の玉をみんなで突き上げる、
という遊びが盛り上がっていました。


それだけでも十分に楽しめるのが、
3歳児の面白さでもあり、
素晴らしさでもありますね。

この時期にしかできない楽しみ方を、
思う存分味わえるように、

子どもに寄り添った環境を作っていきたいと思います。