本園の「ようちえんのうた」の2番は稲作の歌詞になっています。
「♪お米を育てるようちえん 学芸小金井幼稚園
べちゃべちゃ代掻き だんだん伸びて
重たくなったら 稲刈り
もみがらむきを たくさんしよう
みんなで 一緒に お餅つき」
10月後半に入り、稲が重たそうに頭を垂れるようになり、いよいよ 稲刈りです。
地域の方に手伝ってもらって、一人ずつ稲を刈り取りました。
本物の鎌で刈り取ると「ジャキジャキ」といい音がします。
「なかなか切れなかった-。むずかしかったよ」「ジャキジャキって音がしてとれた」
など、思い思いに話しながら、嬉しそうでした。
「刈り取ったら10日くらい下を向けて干しておくとおいしい養分が稲穂に届くんだよ」
と地域の方が教えてくれました。
そして、2週間後 次は脱穀です。
“せんばこき”という古い機械を使って、稲穂から1粒1粒の米にします。
足で踏むとくるくると回る機械に、稲束を当てると、みるみる脱穀できる
様子に子どもも保護者の方たちもびっくり。
粒になったお米を今度は、“とうみ”という手動の機械にかけます。
ここで、ゴミや空の籾は分別されます。
脱穀が終わった後は、地域の方が、しめ縄作りを教えてくれました。
「どうやってやるの?」と教えてもらったことを聞き合ったり、友達と一緒に助け合ったりして
作っていました。
収穫したお米は4kgもありました。たくさんとれてみんな大喜び。
お餅つきへの期待が高まります。
今後は「もみ殻むきをたくさん」していきます。