2020年12月25日金曜日

楽器遊びからこどもかいの合奏へ  5歳児学年

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 12月下旬、5歳児学年のこどもかいを行いました。

ドレミの歌の合奏と「エルマーの冒険」を元にした劇を保護者の方に見てもらいました。

 

合奏では、タンバリン、カスタネット、鈴、トライアングル、ハンドベル、木琴、ヴィブラスラップといった7種類の楽器を使いました。


タンバリン、カスタネット、鈴、トライアングルを演奏する子どもたちは、グループの友達と相談して鳴らすリズムを決めました。これまで、♪ミッキーマウスマーチ や♪にじ の歌に合わせて鳴らしてきたことを思い出しながら、「タンタンタンで鳴らすのは?」「(タンバリンを)手をぐるっとまわしながら鳴らすのは?」と考えを出し合って決めました。


 

ハンドベルやヴィブラスラップは、年長組になって初めて使った楽器です。

初めのうちは、いつ鳴らすかが分からずに難しいと感じることもありました。

繰り返し取り組んでいくうちに、自分の番が分かるようになり、タイミングよく鳴らせるようになりました。

 

また、木琴も年長組で初めて使いました。

 取り組み始めたばかりのころは、どこを叩けばよいかが分からなかったり、隣り合った2つの音を一緒に叩いたりすることもありました。毎日少しずつ鳴らしていくうちに、11音ねらった音を出せるようになりました。

 

子ども会が近づいてくると、好きな遊びの時間にもコツコツ取り組む姿が見られるようになりました。

 そんな風に頑張っている友達を見て、子どもたち同士で「○○くん上手だね」「昨日も練習してたもんね」などと言い合う姿も出てきました。友達に褒められる嬉しさは格別です。その嬉しさで、よりやる気をもって取り組む様子もありました。


 子ども会後には、年少組や年中組の前で合奏をしました。


 自信をもって鳴らしたり、友達の音を感じながら合奏を楽しんだりする姿が見られ、これまでの積み重ねが、みんなの表情に表れているなあ!と、喜ばしく思いました。演奏後、お客さん役の年中さんや年少さんが「すごい!」「かっこいい!」の拍手をたくさんしてくれて、大満足の子どもたちでした。

 また、劇の歌♪どうぶつじまへいこう も歌いました。保育室に戻った年少さんが歌を歌ったところ、いつもよりもしっかりとした歌声だったと担任の先生から聞きました。

 年長組の一人一人の声がしっかりと届いていたようです。嬉しいですね。

楽器や歌を様々なひとたちに聞いてもらう嬉しさを感じることができた機会となりました。