園長が専門とする石彫について、ある作品の出来上がるまでの課程を画像で紹介します。
素材は花崗岩(御影石とも呼ばれる)です。
石彫用のノミや石頭と呼ばれる石材用のハンマーを基本的に使用し、
石材を切ったり削ったりするグラインダーを使いながら仕事を進めます。
石を割るときにはハンマードリルで穴を開け、
セリ矢と呼ばれるクサビを入れて叩き込んで割ります。
磨きの仕事では専用のポリッシャーというエアー工具を使います。
セリ矢を入れてハンマーで叩いていくと割れます。
グラインダーで切ったり削ったりして形を作っていきます。
磨きの仕事が終わったところ。
台座も作ります。こちらは赤御影石です。
台座は上半分ほどを磨いています。
完成作品です。高さは約50㎝。
こんな感じで制作しています。
*工具の紹介
(丸の数字は関係ありません。こんな工具を使っていますという参考までです)
※7月28日に「入園案内」に【2024年度 入園志願者募集に関するご案内】を掲載しました。