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10月中旬、本園内にある田んぼの稲刈りをしました。
今年度は、休園中に田おこし、代かきを行い、休園明け6月上旬に子どもたちと苗を植えました。保育室から見られるので、夏休み明けの苗の育ち具合や穂が付いてだんだん黄色くなっていることに気が付く子どもたち。
苗を植えてから数えて127日、今年も立派な稲となり、先生たちはほっとしました。例年、近隣の方に稲作活動のご指導をいただいているのですが、今年は難しかったからです。
たいへん!カモが苗を倒しちゃう!(6月中旬)
かなり苗が大きくなってきたね!(8月下旬)
穂が黄色くなったよ!(10月上旬)
さて、稲刈り当日。
鎌の鋭さに慎重になる子どもたちでしたが、2回行う中で鎌を使うことになれ、「ザクザク」という音を聞きながら、全員が稲刈りをすることができました。
今は、刈った稲を干して乾燥させています。稲をまとめてもらうのはボランティアのお母さん方にやっていただきました。ありがとうございます。
その後、学級活動の際に稲刈りの感想を聞きました。すると、♪『ようちえんのうた』にある歌詞、「お米を育てる幼稚園 学芸小金井幼稚園 べちゃべちゃ代かき だんだん伸びて 重たくなったら稲刈り…」を口ずさみ始める子どもたち。「次は籾殻(もみがら)むきをたくさんしようでしょ!分かってるって!!」と次の活動にも期待を高めているようです。
籾殻むきの前には脱穀があります。脱穀とは、稲の穂先から籾をとる作業のことです。次は脱穀機やトーミを使います。なかなか体験できない珍しい道具を使います。楽しみにしていてね!